コマキチ
2009年12月01日(火)

OVA第二期『轟華絢爛』第四話登場。
ヤクザ与一一家の構成員。



熊殺しのゴウリキ
2009年12月02日(水)

熊の毛皮をかぶった大男。
冒険活劇「少年レッド」に登場するドクロ四人衆の一人。
カンナが演じる。
OVA第二期『少年レッドよ永遠に』、ドラマCD第二期『少年レッド』に登場。
武器はその怪力。
過去に少年レッドと対決した際、額に深い傷を負いそれ以来深い遺恨を抱いている。



アンリ【Henri】
2009年12月03日(木)

『サクラ大戦3』に登場した巴里の市場、そこで働く八百屋。
市場では果物屋のジュール、魚屋のロバートとよく話している様子が見かけられる。
よくコクリコに野菜クズを分けてくれる。
愛妻家らしい。



清流院琴音<1> [太正十六年版]
2009年12月04日(金)

[1895.12.4〜] A型 身長175cm 体重58kg CV矢尾一樹
千葉県出身。
帝国華撃団・薔薇組(を名乗り大帝国劇場地下で謎の活動を行っていた集団)のリーダー。
陸軍での階級は大尉。
見るからにナルシストといった感じの優男で、実際にもそうである。
口癖は「美しい」「美しくない」で、それが全ての価値基準でもある。
情報将校を名乗るだけあり、情報収集に長けており、その能力はかなりのもの。
だが、その入手経路はけっして明かさない。



清流院琴音<2> [太正十六年版]
2009年12月05日(土)

琴音は薔薇組のリーダーではあるが、その主な役割といえば、毎晩行われる「本日のおしゃれ反省会」や週に一度開かれる「今週のおしゃれ検討会」、また午後のお茶会などを主催したり、地下施設の掃除当番や料理当番を決めるクジを製作することが主なものである。
琴音自身は、暦とした軍人であるのに力仕事や服や体が汚れることは一切やろうとしない。
よって彼は、戦いの中でも、決して汚れたり、ダメージを受けることなく、あくまで優美に、スマアトに、相手につけこむ隙をあたえない攻撃・防御法すなわち手刀や掌底による攻撃後、距離をとる一撃離脱戦法を主とする。
なお薔薇組は太正十六(1927)年春に解散している。



大神一郎<『サクラ大戦V』改訂版> ※誕生日再録
2009年12月06日(日)

[1903.1.3〜] 身長176cm 体重65kg CV陶山章央
大河新次郎の叔父、大河双葉の弟。
帝国華撃団司令。
大帝国劇場支配人。
海軍中尉の階級ももってはいるが、秘密部隊帝国華撃団を率い、実質、帝都の霊的防衛最前線の最高位にある人物である。
江田島海軍士官学校を卒業してからの経歴は華々しく、帝国華撃団・花組隊長、巴里華撃団・花組隊長として幾多の戦いに勝利、劇場では長くモギリの下積みを経て演出まで手がけるようになった。
太正十六(1927)年春、前任の米田一基が勇退する際に、後継として部隊/舞台双方の長として指名を受けた。



星龍
2009年12月07日(月)

星竜計画により、建造を予定されていた一二〇〇m級の空中戦艦。
帝都防衛の最終兵器として極秘裏に開発されていたが推進機関の出力不足という致命的な問題から一旦は頓挫。
星龍は未完兵器として歴史の闇に消えた。
星竜計画そのものは、陸軍大臣に京極慶吾が就任してから、計画はさらに大規模化して続行され、後の八〇〇〇m級空中戦艦ミカサとなり完成された。



エクレール<1>
2009年12月08日(火)

巴里華撃団の地下弾丸列車。
正式名称ec26primo Eclair。
全長:32.45m、突出部を含む全高:7.88m。
1926(太正十五)年、ジャン・レオとシャノワールのメカニックチームによって設計・製造された。
エクレールは帝都東京の轟雷号同様、兵装(霊子甲冑)/人員輸送を目的とする機関車+貨車であり二基のタービン型蒸気機関を搭載している。
通常車両の(反対側)最後尾には強行突入用武装機関車エクレール・フォルトが連結されており、向きを変えることで用途に合わせた運用が可能となる。



エクレール<2>
2009年12月09日(水)

テアトル・シャノワールの地下にプラットフォームがあり、エクレール(およびエクレール・フォルト)はロケット噴射で加速した回転式巨大ハンマーで打ち出され、最高時速は二五六キロに達する。
もちろんこうした射出の推進力だけではなく、蒸気機関でも再加速・自走することもできる。
なお、エクレールと轟雷号との射出方法の違いとしてもう一つ、轟雷号は貨車と連結して発進、エクレールは機関車を射出後(経路上で)貨車と連結するということが挙げられる。
エクレールは巴里地下鉄の路線を共用しているため、巴里市内の任意の地点に短時間で急行することが可能。
また轟雷号同様、「途中下車」も可能である。



放神記書伝
2009年12月10日(木)

帝都でもっとも尊き方のもとに保管されていた古文書。
ゲーム『サクラ大戦』第九話に登場。
聖魔城や降魔のことに関して、過去の事跡から、未来への予言や暗示が書かれた内容になっている。
なお、ゲーム『サクラ大戦』第九話でアイリスにジュースをこぼされてしまう(こともある)本は写本であるが、稀覯本中の稀覯本なので写本といっても、とてつもない価値がある。
この行為によって日本が受けた損害は国宝のツボを幼児に割られてしまったようなものであろうか。



シルスウス鋼
2009年12月11日(金)

鉄と鉛を一定の比率で混合した金属。
「妖力」(霊力)を退ける働きがある。
ただそのままでは非常に重いため、後に日本製の霊子甲冑、ドイツ製のアイゼンクライトなどでは重層構造や空隙(くうかん)構造にして軽量化・硬質化を計っている。
ゲーム『サクラ大戦』第四話で登場する浅草雷門や、帝劇銀座本部の地下構造物や帝劇防御壁はこの金属によって作られている。



世紀の大発見!珍獣大登場
2009年12月12日(土)

ゲーム『サクラ大戦』第四話、小説『サクラ大戦』巻の二でアイリスと大神が観にいった活動写真の題名。
画面をよく見ると、小さいながらもきちんと銀幕の内容が描かれている。
山奥の秘密研究所で行われたマッドサイエンティストの実験によって、狼のような姿に変えられた少年が、研究所から脱走し、少女との淡い恋に落ちる話で、紆余曲折の末、醜い姿を恥じた少年は再び森に帰ってゆく……という、実は悲しいお話であった。



ドクロガンガー
2009年12月13日(日)

ドクロXが操る巨大なる怪ロボット。
小説『轟華絢爛』、深川の千葉助の紙芝居の中に登場。



都新聞【みやこしんぶん】
2009年12月14日(月)

帝都を中心に発行されている新聞。
小説『大正恋歌』第一章前編に登場。
その内容や報道の方針は、芸能関連に強いと言われ、演劇欄の寸評は特に鋭いコメントで知られている。



フィリップ・ディ・マールブランシュ【Phillip Die Marbranche】<1>
2009年12月15日(火)

[1904.12.15〜1925.6.11]
フランス貴族。
マールブランシュ家は、フィレンツェに住んでいたイタリア貴族を先祖に持ち、カトリーヌ・ド・メディシスがフランス王家に嫁いだとき、共に移ってきた一族である。
フィリップは母を早くに亡くし、父マルセルの放蕩ぶりを見て育ったためもあり、十八歳から父に代わり家業を引き継ぎ欧州大戦で傾いた家名を上げることに熱意を注いだ。
花火に出会う前のフィリップは社交界では「女嫌い」と評される青年だった。



フィリップ・ディ・マールブランシュ【Phillip Die Marbranche】<2>
2009年12月16日(水)

北大路家との結婚話を当初は拒否していたフィリップだが、花火と知り合ってからは、彼女の笑顔を生涯守ることを決意するに至る。
しかし、晴れの婚礼の日、会場となった豪華客船マールブランシュ号沈没により死去。
後には絶望に心閉ざされた花火が残されることとなった。
フィリップは花火の前から姿を消す瞬間まで彼女への愛を告げていた。



西遊記
2009年12月17日(木)

ゲーム『サクラ大戦』第五話に登場した帝国華撃団・花組の太正十二年八月公演の演目。
主演:桐島カンナ、神崎すみれ。
天竺の旅に行くことになった孫悟空【カンナ】は、ある城で師匠・三蔵法師【マリア】を人質にとられ、清楚な美女に化けていた妖鬼婦人【すみれ】と戦うというストーリーであった。
京劇の西遊記を短くして、帝劇風にアレンジしたものである。
深川廃屋の一件が終わるまでは、必ずカンナ、すみれのケンカで幕が閉じていたが、その後は最後まで公演が行われた。



レナード【Leonard】
2009年12月18日(金)

「サクラ大戦3」に登場する巴里の路地裏酒場の主人。
趣味は酒とギャンブル。
ロベリアと面識がある。
前歴はハッキリしないが裏の世界にも顔がきくらしく、情報網が広く、事情通である。
なおレナードの酒場はツケがきくらしく、無口で他人のことに干渉しない主人の性格もあいまって、ロベリアがこの酒場に入り浸る理由となっているようだ。



目玉の松ちゃん
2009年12月19日(土)

時代劇スタア、尾上松之助の愛称。
小説『轟華絢爛』に登場。
見栄を切るときに、目をギョロリと剥くことからこの名で呼ばれた。



岩崎早苗【いわさき さなえ】
2009年12月20日(日)

岩崎家令嬢。
ドラマCD第三期vol.1『紅蜥蜴』に登場。
(怪紳士ドクロX扮する)美男アランに誘惑・さらわれるが悪党一味の求める”楚々とした清らかな美女”の基準にあわずすぐに戻された……が、全ては真の狙いである湯川マサエ、そして名探偵明智を誘拐するための陽動作戦であった。
後に紅蜥蜴一味に誘拐されなかったのに納得できず、自分から家出して、一味にとらわれの身(とらわれの乙女)となった。
その際早苗が残していったメッセージ「バラの香りがした」から、明智は紅蜥蜴の正体を確信することになった。



スタア改操縦鞄
2009年12月21日(月)

バレンチーノフがスタア改を操縦する際に使用した操縦機器のつまったカバン。
OVA第二期『轟華絢爛』第一話、小説『轟華絢爛』に登場。
スタア改の視点からの映像を写すキネマスクリーンや音声命令用のマイクもついている。



レニ・ミルヒシュトラーセ<1> [太正十六年版]
2009年12月22日(火)

【Reni Milchstrasse】
[1909.12.24〜] O型 身長147cm 体重38kg CV伊倉一恵
ドイツ人。
孤児の少女。
綿密で恐ろしく計算の速い蒸気演算機のような頭脳と、高い霊力、人間離れした戦闘能力の持ち主。
レニを教育したのは欧州大戦末期、劣勢のドイツ軍が戦局を打開しようとした研究を始めた秘密組織「ブルーメンブラット」、そして同組織が行った「ヴァックストゥーム計画」であった。
そして、同・計画、機関の最も優秀なメンバーにして、唯一の成功例がレニ・ミルヒシュトラーセである。
しかし、霊力者育成の非人道的なカリキュラム「ヴァックストゥーム計画」はを非人道的なものであり、「賢人機関」はエージェント藤枝かえで、ほか数名によって、ブルーメンブラットからレニを救出させた。



レニ・ミルヒシュトラーセ<2> [太正十六年版]
2009年12月23日(水)

幼少から戦う精密機械として育てられたレニは、感情をほとんど表にあらわすことがなく、ただ、嗜みとして覚えたバレエ・音楽と、(役という仮面をつけた)俳優としての能力とセンスは天才的なものがあり、それによってレニはイタリアのソレッタ・織姫と並んで、幼いながらも天才的な名優として世界的な名声を得てゆくことになる。
太正十四年、アイゼンクライトIII型の完成とあわせ、日本の帝国華撃団からの招聘(しょうへい)にこたえて飛行機で来日。
帝国華撃団の一員として活躍するが、アイリスや大神、花組のメンバー、中庭で飼われている子犬と触れあううち、自我の芽生えを意識するようになり、次第に自分の在り方や、戦う意味を自分に問いかけるようになっていく。



レニ・ミルヒシュトラーセ<3> [太正十六年版]
2009年12月24日(木)

太正十五年『サクラ大戦3』では織姫と共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。
『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
「ダス・ラインゴルト(Das Rheingold)」
「ディ・ワリキューレ(Die Walkuere)」
「ジークフリード(Siegfried)」
「ゴッター・デメルング(Goetterdaemmerung)」
「エアレーズング(Erloesung)」
「ブラウアー・フォーゲル(Blauer Vogel)」
「グリュックリヒカイト(Glueklichkeit)」
である。



高村椿<1> [太正十六年版]
2009年12月25日(金)

[1907.12.25〜] B型 身長150cm 体重42kg BWH77/57/80 CV氷上恭子
東京・浅草出身。
事務室の藤井かすみ、榊原由里と共に帝劇三人娘と呼ばれ、大帝国劇場・売店の顔であった。
かつ帝国華撃団の輸送空挺部隊・風組の一員。
三人娘の中では一番若い。
誰とでも仲良くなれるタイプだが、特にマリア、さくら、カンナとは仲がいい。
売店という持ち場からか、本人は意外にしっかり者である。
『サクラ大戦』においては帝国華撃団関係者の中でも最年少だった彼女も、『サクラ大戦2』では野々村つぼみを迎えることで、ようやく売店の先輩としての自覚と風格を身につけたようだ。



高村椿<2> [太正十六年版]
2009年12月26日(土)

ゲーム『サクラ大戦2』第五話からは帝国華撃団・北海道支部へ単身出張となった椿だが、第八話では輸送用飛行船「海豚丸(いるかまる)」に新型霊子甲冑「天武」を載せ、無事帰還した。
空中戦艦ミカサ(および新・ミカサ)では火器管制を担当する。
1927(太正十六)年、藤井かすみ、榊原由里と共に新支部に出向となり、数年来なれ親しんできた仕事場である大帝国劇場を離れることになった。



大神ロボ
2009年12月27日(日)

ゲーム『熱き血潮に』より。
紅蘭が発明した実験人型蒸気。
大神一郎をモデルに作られており、(大神は)実験台として強制的に協力を求められている。
紅蘭の発明の「お約束」通り、始動した瞬間に爆発してしまったため、詳しい機能や性能は不明である。
なお紅蘭は、大神ロボ弐号の製作も予定しているようである。



天笠士郎<2>
2009年12月28日(月)

優れた統率力と金離れの良さ、保守的な思想、急進的な改革への情熱は、瞬く間に彼を陸軍内部の過激派青年将校の頭目的存在へと押し上げていき、京極慶吾の思想に傾倒した末、ついに「太正維新軍」の実行隊長的存在としてクーデターを引き起こすことになる。
ゲーム『サクラ大戦2』第八話で結局失敗に終わった「太正維新軍蜂起(クーデター)」であるが、天笠はついに最後まで(八鬼門封魔陣破壊と武蔵出現までの時間稼ぎと、帝都を混乱に陥れ、京極自身の消息を消すため、という)京極の真の目的も知らず、捨て駒として使われ、クーデター鎮圧直後に逮捕、叛乱の罪を追及されることになる。



天笠士郎<1>
2009年12月29日(火)

[1894.12.28〜1925] CV三木眞一郎
ゲーム『サクラ大戦2』第四話で大神を殴った男。
帝国陸軍少佐。
また同八話で帝劇を襲撃した太正維新軍の一隊を率いていたのが、彼、天笠である。
名門の出で、かつて陸軍兵学校を主席で卒業し、十年に一度の逸材といわれたエリート将校であり、(ちなみにレベルの差はあっても、京極と天笠は軍部でもエリートとみなされていた点では一致する)天笠は、時代の要求にたいして柔軟な姿勢をとる米田一基陸軍中将や山口和豊海軍大臣などの穏健派とは太正十四年初頭から、激しい衝突を繰り返していた。



手形
2009年12月30日(火)

OVA第二期『轟華絢爛』第三話より。
活動写真『紅蜥蜴』の撮影の合間に開かれた「レニ&アイリス臨時サイン会」でのアイリスのサイン。
レニは一枚一枚丁寧にサインしていたが、この時のアイリスのサインはジャンポールの手形であった。
「ちゃっかり者……」というのがその際のレニのアイリス評。



二剣二刀の儀
2009年12月31日(木)

日本に存在する究極の霊剣「二剣二刀」による封魔の奥義。
かつて降魔戦争で陸軍対降魔部隊の米田、一馬、あやめ、山崎が失敗し、ゲーム『サクラ大戦2』第十一話で大神とさくらが成功させた。
儀式は四本の刀剣を四人一振りか、二人二振りで行われ、(祝詞の前には、必ず術者の「気合い」を発する。太正十五年、大神一郎と真宮寺さくらの場合は「狼虎滅却」「破邪剣征」であった。)”神形霊鳥無形降神(しんぎょうれいちょう むぎょうこうしん)”の呪言とともに術者の最大の気を発すると、いかなる魔をもうち倒すという。
米田一基は対魔物の戦いに臨むため、この術の必要に迫られて、その所有者を「陸軍対降魔部隊」の初期メンバーとして集め、組織したものと考えられる。




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