太正四(1915)年4月4日、日本橋地下から無数の小型「降魔」と一匹の巨大な「降魔」が出現した事件。
およびそれに関する一連の戦闘のことをさす。
このとき現れた降魔たちは帝都中心部、および首都機能に甚大な被害を与えた後、太正七(1918)年1月8日、陸軍対降魔部隊によって鎮圧された。
この際、真宮寺一馬大佐が負傷、三ヵ月後に死去。
また、山崎真之介少佐が行方不明となっている。
後になってこの事件の原因が、過去から営々と続けられてきた星龍計画(空中戦艦ミカサ建造計画)によって帝都の地脈が乱されたためということが発覚した。
後々まで続くこの災いは霊子核理論とあわせ、人の手にあまる力によって狂わされた自然の脅威でもあったわけである。
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