(リトルリップ・シアター)屋上庭園
2008年07月01日(火)

リトルリップ・シアター(のある)ビル屋上に設けられた庭園。
オーナーであるサニーサイドの日本趣味が隅々まで行きとどいている。



ROMANDO【ろまんどう】
2008年07月02日(水)

店主いわく「魅惑のニッポンショップ」。
ミッドタウンにある雑貨店。
”ナゾの貿易商”ユーイチ・カヤマこと加山雄一が店主である。
キャッチフレーズの通り、東洋の珍しい品物を売っているが、帝都の帝国歌劇団や巴里のシャノワールのグッズも入荷しているようである。



ジャンポール
2008年07月03日(木)

アイリスのぬいぐるみ兼お友達。
実はジャンポールは意志をもっており、夜になると一人で動きまわるとか、話を始めるといったウワサもある。
またジャンポールには多くの仲間(アイリスの部屋にあるぬいぐるみのこと)が存在し、『熱き血潮に』に登場した”兄弟”(※製作途中)など新しいファミリーも次々と増えている様子である。
必殺攻撃では白衣を着て味方を回復させるなど単なるマスコットに留まらぬ活躍をみせるジャンポールは、ゲーム『サクラ大戦3』第七話でついにコクリコのニャンニャンとの「対決」も果たした。
なお『サクラ大戦4』に登場したジャンポールの鳴き声「がおがお〜」についてはアイリスの思いつきであるのか、実際にジャンポールがそう鳴くことがあるのか、まったくの謎である。



アイリス【Iris Chateaubriand】<1>
2008年07月04日(金)

[1913.7.5〜] AB型 身長121cm 体重26kg CV西原久美子
本名、イリス・シャトーブリアン。
フランス、シャンパーニュ出身。
シャトーブリアン伯爵家の一人娘。
父ロベール、母マルグリット。
日本では本名のイリス・シャトーブリアンよりも、愛称であるアイリスと呼ばれることがほとんどである。
クマのぬいぐるみ”ジャンポール”が親友であり、彼を常に離さない。
アイリスが日本へと来たわけは、幼い頃から感情が激すると霊力を暴走させてしまうアイリスと、そんな彼女を城内から外に出そうとしなかった両親を藤枝あやめが説得したためである。
花組の中で一番年下のため、何かと子ども扱いされることがあるが、本人はもう一人前のレディのつもりなので、そのような扱いを極端に嫌う。



アイリス【Iris Chateaubriand】<2>
2008年07月05日(土)

実際、来日後のアイリスは心身共に着実に成長をとげ、霊力を暴走させることも少なくなっている。
また太正十四(1925)年から帝都花組に加わったレニとは、(生まれも性格も経歴もまったく異なるにも関わらず)舞台でも私生活でもコンビを組むことが多く、お互いを補い支え合う良い関係が続いている。
太正十五年『サクラ大戦3』ではさくら、すみれと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。



アイリス【Iris Chateaubriand】<3>
2008年07月06日(日)

『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
イリス・ジャルダン(Iris jardin)、
イリス・マリオネット(Iris marionnette)、
イリス・エクスプローゼ(Iris Exploser)、
イリス・プテ・ジャンポール(Iris petit Jeanpaul)、
イリス・ポワット・ド・スクール(iris boite de secours)、
イリス・グラン・ジャンポール(Iris grand Jeanpaul)、
イリス・アデュルト(Iris adulte)、
ジュテーム・モナムール(je t'aime, mon amour)、
イリス・プロディジュー・ジャンポール(Iris prodigieux "Jeanpaul")、
ファンタスティーク・べゼ(fantastique baiser)
…である。



ソレッタ・織姫【Soletta Orihime】<1>
2008年07月07日(月)

[1907.7.7〜] B型 身長158cm 体重47kg CV岡本麻弥
”赤い貴族”と呼ばれるイタリア名門「ソレッタ」家の出身であるカリーノ・ソレッタを母親、画家の緒方星也を父親に持つイタリア=日本人のハーフである。
幼少からピアノ、舞踏、歌唱とも天才的な才能を発揮、レニ・ミルヒシュトラーセらと並んで欧州演劇界の至宝ともいわれ『世界三大劇場一人三役ツアー』など数々の伝説を残し、来日時にはすでに舞台俳優として世界的に名声を確立していた。
一方で織姫は十歳の頃、賢人機関の計画のもと、ヨーロッパの優秀な霊能力者たちを集めて結成された「欧州星組」にラチェット・アルタイル(当時十二歳)、レニ・ミルヒシュトラーセ(当時八歳)らと共に参加したが、暴走事件により解散を余儀なくされた。



ソレッタ・織姫【Soletta Orihime】<2>
2008年07月08日(火)

織姫は生まれついての貴族であり、気負うことなく気品があり、日常そのものが常に高級感にあふれている。
物言いには傍若無人なところもあるが、その豊かな才能と可憐な容姿、屈託のなさによって、彼女と親しくつきあった者の中で彼女を悪く言う人間はほぼ皆無であった。
来日後、誤解からずっと憎んでいた父・星也と和解し、活動の拠点を日本・帝都東京に定めた織姫は花組の一員として帝国歌劇団の舞台を踏みながら、世界各国からの招きに応え、たびたび海外ツアーも行っている。
太正十五年にはレニと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。



ソレッタ・織姫【Soletta Orihime】<3>
2008年07月09日(水)

『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
クアットロ・スタジオーニ(Quattro Stagioni)、
イル・フラウト・マジコ(Il flauto magico)、
ヴィアッジョ・ローズ(Viaggio rose)、
カンツォーネ(Canzone)、
シンフォニーア(Sinfonia)、
オーソレミオ('o sole mio)、
ドゥエット(duetto)
…である。



赤い貴族
2008年07月10日(木)

ゲーム『サクラ大戦2』に登場する織姫、カリーノが属するイタリアの名門貴族ソレッタ家につけられた称号。
この称号の由来については諸説あるが、イタリアの国旗に使われている三色のうちの一つ、ということから「貴族の中の貴族」という意味でそう呼ばれたのだとする説が有力である。



楚々とした清らかな美女
2008年07月11日(金)

ドラマCD第三期vol.1『紅蜥蜴』より。
怪盗・紅蜥蜴が理想とし、存在を永遠のものとしたいと欲する対象。
紅蜥蜴は意外と保守的な好みの持ち主のようである。



世界三大劇場一人三役ツアー
2008年07月12日(土)

元星組ソレッタ・織姫が行った伝説の世界ツアー。
それは世界三大劇場(フランス・巴里オペラ座、イタリア・ミラノスカラ座、アルゼンチン・ブエノスアイレスコロン劇場)において、各劇場の特性や組む楽団などに合わせオペラ=歌唱/バレエ=舞踏/ピアノ=演奏の三役をこなすというものであった。



ジャック・ドニクール【Jack Donicourt】<1>
2008年07月13日(日)

[1884.7.13〜????] B型 身長175cm 体重75kg CV滝口順平
サーカス「シルク・ド・ユーロ」の団長。
フランス人。
無類の宝石好きで強欲。
権力者や金持ちにへつらう一方、目下に対しては横暴に振る舞い、自分の都合の良いように利用することしか考えていない。
特にサーカスでも最年少であり(フランス人とベトナム人とのハーフである)コクリコには辛くあたり過酷な労働、待遇を強いた。



ジャック・ドニクール【Jack Donicourt】<2>
2008年07月14日(月)

もともとは旅芸人一座の団長でしかなかったドニクールだが、持ち前の悪運と、あらゆる事柄を商売に結びつける強引で狡猾な営業手腕によって弟ベルナールの始めた「シルク・ド・ユーロ」を欧州有数のサーカス団に育て上げた。
1926(太正十五)年、サーカスが巴里に滞在中、動物使いカルチェラ(に化けた怪人ピトン)に襲われ、自身がためた宝石とともに消息不明となる。



シルク・ド・ユーロ【Cirque du Euro】
2008年07月15日(火)

コクリコが所属するサーカス団。
ベルナール・ドニクールの始めた旅回りのサーカス一座に目をつけたベルナールの兄ジャック(彼も当時は旅芸人一座の団員でしかなかった)が強引な営業手腕によって欧州でも有数の大サーカス団まで育て上げた。
コクリコはベトナムに来ていたジャックに才能を見出され1920(太正九)年、一座にスカウトされた。
1926(太正十五)年には一座は巴里に来ており、旅芸人カルチェラ・ターン(ピトン)の加入の際、団長ジャックが失踪するという大事件が起こった。
以後、空席となった団長の座には人望の高かった(初代団長)ベルナールがつき、公演場所を巴里市内に固定、人気を博している。



アイゼンゾルダート【Eisen-soldat】<1>
2008年07月16日(水)

ドイツ語で「鉄の兵士」の意味。
欧州情勢が緊迫する中、ドイツ帝国がきたる欧州大戦に備え、次世代の陸戦兵器として開発した人型蒸気。
乗員3名。
車輪(ゴムタイヤ)駆動であった。
アイゼンゾルダートI(アインス)と呼ばれた初期型は、人型蒸気を集中的に運用し突破を計る「蒸機戦」と呼ばれる戦術を生み出し、ドイツ軍首脳部の思惑通り欧州大戦序盤において、ベルギーを踏破しフランス領内へ急激な侵攻を成功させ連合国を畏怖させしめた。



アイゼンゾルダート【Eisen-soldat】<2>
2008年07月17日(木)

しかしアイゼンゾルダートの欠点は第一にその早すぎる前進速度にあり、本来支援するべき対象の歩兵を置いてけぼりにしてしまうという事態は、マルヌ会議において巴里を目前にしながら侵攻までは果たせず、第二に移動手段であるゴムタイヤが悪路に弱く、これが大戦中盤以降ドイツ軍を苦戦に追いやる原因となっていった。



ソレッタ家
2008年07月18日(金)

イタリアでは赤い貴族と呼ばれる名門貴族家。
カリーノ、織姫らの属する家系であり、緒方星也、カリーノの仲を知り、二人の間を裂いたのもこの家人である。



明暦の大火<1>
2008年07月19日(土)

1657年(明暦三)、一月に江戸でおきた江戸期最大の火災。
振袖火事、丸山火事とも呼ばれる。
本郷丸山・本妙寺(丸山火事の由来)から出火した火は神田、日本橋、京橋、さらに隅田川をこえ佃島、深川方面へ飛び火。
いったんは消火したものの、再び出火し江戸城の天守閣、本丸、二の丸、桜田一帯の大名屋敷を焼きつくくし、さらにその火は二手にわかれて、新橋・鉄砲洲方面へと愛宕下、芝方面へと燃えひろがり、江戸市街地の六割を焼き払い、焼死者は十万人をこえた。



明暦の大火<2>
2008年07月20日(日)

本妙寺で、若死にした三人の娘の死に関する振袖を、供養のため焼いた火が風にあおられて出火したという逸話が振袖火事の由来であるが、真偽は不明。
小説『轟華絢爛』に登場した都神みや子の先祖、初代「振袖庵」店主・都神嘉平の遺言が伝える所によると、この火災の真の原因もまた帝都に救う魔物(降魔)によって引き起こされたものだという。



天武<1>
2008年07月21日(月)

全高:3775mm 乾燥重量:3652kg 行動限界時間:実証データなし
霊子甲冑、天武。
霊的都市防衛に特化し、これまでの霊子甲冑の常識をうち破る新たな設計思想に基づいて開発された第三世代霊子甲冑。
この世代においてついに李紅蘭および帝撃花やしき支部オリジナルによる設計・開発した機体となった。
またこれまでとは決定的に異なる点として一つ目に都市エネルギーと呼ばれる都市に溜まる霊力そのものを蒸気、操縦者の霊力につぐ第三の動力源とすることで個人戦闘レベルではほぼ無限大の戦闘力と行動半径を得ることに成功した(かに見えた)のが一つ。



天武<2>
2008年07月22日(火)

二つ目に操縦者が手足を直接機体に差し入れて動力を伝達する形式ではなく補助操縦桿と霊力伝達索により、操縦者の意志を直接機体に伝達する方法が採用されたことがあげられる。
天武はその先進的な設計ゆえ、花やしき支部の装備だけでは開発ができず北海道支部の工廠をフル稼働させることで辛うじて完成させることができた。
その開発の難しさゆえ導入が予定されていた太正十四年春から半年近く遅れてしまい、太正維新軍のクーデターによって帝撃銀座本部が一時占領された際、同・北海道支部より高村椿が天武九機を飛行船・海豚丸に搭載し花やしき支部に到着できたのは、まさに幸運としか言いようのないタイミングであった。



天武<3>
2008年07月23日(水)

天武は正式採用後、圧倒的な戦闘力でごく短期間に華々しい戦果をあげたため限界戦闘時間のデータはとれていない。
しかし武蔵との戦いにおいて都市エネルギーの異常な高まりによって天武が得た動力が、人間に耐えられる限界を超えてしまい操縦者全員が行動不能になるという思わぬ欠点が露見し天武は文字通り禁断の霊子甲冑として封印され、結局、第一世代のシンプルで強靭な設計を継承する光武・改にその座を奪われることとなった。



角倉さと子【かどくら さとこ】
2008年07月24日(木)

小説『太正恋歌』に登場した向島邦子の門下生。
劇作家志望の少女。
帝国歌劇団の舞台にあこがれ、大神一郎に恋するが先天性蒸気症候群に蝕まれており、早逝。
彼女が始めて書いた脚本、蒸気革命の起こらなかった世界”大正”の物語は遺稿となった。



先天性蒸気症候群
2008年07月25日(金)

角倉さと子が患っていた、発症率が十万人に一人という難病。
その原因は本来人体には無害である(都市で使用される)加圧蒸気であり、患者は体質と相容れぬ蒸気によって呼吸器が冒され、肺結核に似た症状を発する。
決定的な治療法はなく、病の進行を遅らせる転地治療を取ったとしても致死率は非常に高いという恐ろしい病である。



大藤流合気術
2008年07月26日(土)

藤枝あやめ、かえでが修得している合気術。
あやめ、かえではこの武術の免許皆伝である。
大藤流合気術は合気道の祖、植芝盛平に教えを乞い、それを藤枝家に伝わる霊体術を編み込んだもの。
また、ここでいう霊体術とは霊力を武術に応用した技法である。



ゲティスバーグの奇跡
2008年07月27日(日)

小説『サクラ大戦前夜』より。
アメリカ南北戦争において、南軍の使用する呪術に対して蒸気トラクターが有効だと発見された事件。



真宮寺さくら<1>
2008年07月28日(月)

[1905.7.28〜] A型 身長155cm 体重44kg BWH82/56/81 CV横山智佐
宮城県仙台市出身。
破邪の血統。
裏御三家「真宮寺家」の末裔であり、善の側としては”魔神器”を使うことのできる唯一の存在。
北辰一刀流の使い手。
二剣二刀の一振り、霊剣荒鷹を佩刀とする。
真宮寺一馬、若菜の娘。
龍馬、桂の孫。
花はバラが好き。
幼児体験から、いまだに雷がちょっと苦手。
花組隊員としては一番の新米であったが、大帝国劇場で過ごした歳月が、彼女に花組スターの風格と自信をそなえさせた。
現在、帝国歌劇団の花形スターとして舞台で大活躍しているが、今だに失われることのない初々しさと、時折見せるおっちょこちょいな一面が、相変わらずの人気の秘密のようである。



真宮寺さくら<2>
2008年07月29日(火)

ゲーム『サクラ大戦2』第八話で、帝国華撃団・花組隊長である大神一郎によって魔神器が破壊されてからは実質、破邪の血統として太古の呪法を用い、人柱となる術も義務も消えているがやはり代々魔と戦ってきた一族として霊力、剣技ともに優れ、荒鷹の所持者として他の霊剣との相性も飛び抜けておりゲーム『サクラ大戦2』第十二話では大神と「二剣二刀の儀」を成功させ、武蔵の心臓部である「魔水晶」を破壊することに成功する。
太正十五年『サクラ大戦3』ではすみれ、アイリスと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。



真宮寺さくら<3>
2008年07月30日(水)

『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、合体攻撃は
破邪剣征 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)、
破邪剣征 桜花放神(おうかほうしん)、
破邪剣征 桜花乱舞(おうからんぶ)、
破邪剣征 桜花霧翔(おうかむしょう)、
破邪剣征 百花斉放(ひゃっかせいほう)、
破邪剣征 桜花爛漫(おうからんまん)、
破邪剣征 桜花天舞(おうかてんぶ)、
二人は…さくら色(ふたりは…さくらいろ)、
破邪剣征 桜花天昇(おうかてんしょう)、
破邪剣征 桜華絢爛(おうかけんらん)
…である。



藤枝あやめ<1>
2008年07月31日(木)

[1899.7.31〜] AB型 身長163cm 体重46kg CV折笠愛
東京出身。
かえでの姉。
第一天使長ミカエルの転生、最強の降魔殺女の種をその身に宿す。
元陸軍対降魔部隊隊員、陸軍中尉。
帝国華撃団初代副司令/初代花やしき支部長。
二剣二刀・神剣白羽鳥を佩刀とする。
総司令長官米田一基の補佐と帝国華撃団各組の現場指揮、バックアップが仕事であり、劇場では劇団顧問の役職についていた。
また、帝都花組メンバーのスカウトも彼女の功績であり、真宮寺さくらを除く全隊員の入隊経緯に直接関わっている。




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