メル・レゾン【Mell Raison】 ※誕生日再録
2009年06月01日(月)

[1906.6.1〜] A型 身長158cm 体重47kg CV小島幸子
テアトル・シャノワールの事務員兼経理担当。
同劇場のショーではシーと共にMCをつとめる。
グラン・マ(ライラック伯爵夫人)の秘書であり、巴里華撃団のメンバー。
真面目で大人しい性格だが芯が強く、グリシーヌの毅然とした振る舞いに憧れている。
もともと巴里第四大学経済学部に通っていたメルだが、講義に忍び込んだシーと知り合い意気投合。
後に同居しながら学生生活を送るうち、(シーの紹介で)グラン・マと出会い大学を自主退学してシャノワール、巴里華撃団に参加することになった。
大学で学んだ知識を生かし、同劇場の経理も担当している。
趣味は刺繍とパッチワーク、読書。
特にウェルレーズの詩集を愛読している。
巴里花組出撃時にはシーとともに弾丸列車エクレールの制御、カウントダウンも行う。
なお学生時代から現在にいたるまで、シーとは巴里市内のアパルトメントに同居しており、その様子は『サクラ大戦物語〜ミステリアス巴里〜』でも少しのぞき見ることができる。



真宮寺一馬 ※誕生日再録
2009年06月02日(火)

[1880.6.2〜1918?] CV野沢那智
さくらの父。
陸軍大佐。
宮城県仙台市出身。
破邪の血統。
裏御三家「真宮寺家」の末裔。
北辰一刀流の使い手。
二剣二刀の一振り、霊剣荒鷹を佩刀とする。
サボテンが好きで鉢植えを育てていた。
1912(太正元)年に結成された陸軍対降魔部隊を米田一基と共に発足させた人物。
1918(太正七)年、降魔戦争の折、自1912(太正元)年に結成された陸軍対降魔部隊を米田一基と共に発足させらの「破邪の血」をもって魔神器を発動させ、太古の呪法により巨大降魔らを封印する。
その際の力の発動により、心身ともに大きな痛手を受け、太正七年三月、自ら仙台の真宮寺家霊廟奥へと下り、入寂した。
戒名は『大武烈刀神居士』。
しかし生前、多くの人を魅了したその人格と器量、霊力は(京極慶吾の「反魂の術」によって悪の”鬼王”として蘇らせられるという)死してもなお茨の道を一馬に歩ませたのであった。



真宮寺家<1>
2009年06月03日(水)

裏御三家(隼人、藤堂、真宮寺)の一つ。
真宮寺家の一族は魔の鎮護のため、帝都の鬼門にあたる奥州仙台にその居を定める。
破邪の血統に伝わる退魔の力と、北辰一刀流剣術を家伝とし、龍馬、一馬、さくらの三代に渡って退魔剣士を輩出している。
真宮寺家は、仙台藩の一藩士の家でありながら、広大な地所と財産、藩主藩政に対する隠然とした発言力をもち、戊辰戦争に敗戦した折には、この真宮寺家が存在していたために、仙台藩が新政府軍による戦後の過酷なあつかいから救われたのだという噂まであった。
無論、それはウワサだけでなく真宮寺家が魔のものから日本国を鎮護する裏御三家の一つであったからである。



真宮寺家<2>
2009年06月04日(木)

かつて島原の乱の際には幕府の命により滞りなく顔をそろえた裏御三家であったが、太正時代には、真宮寺家のみがその血と力を直系で伝える最後の家系となってしまった。
闇に封じられた裏御三家の歴史の中でも魔物と戦う勢力や関係者には比較的よく知られる一族である。



趙家
2009年06月05日(金)

中国、大連郊外にある満州族、覚爾察(かくじさく)氏族の農家。
辛亥革命で孤児となった紅蘭を里子として引き取り、六才から十三才までの七年間世話をみていた(働かせていた)。
家族構成は以下の通り。
当主、郭宣。
妻、暁明。
長男、郭加。
妻、恵芳。
三人の子供。
次男、郭英。
妻、慶美。
里子として、李紅蘭。
漢族である紅蘭は慶美から辛い扱いを受けていた。



山崎真之介 <小説『巴里前夜』改訂版>
2009年06月06日(土)

[1897.6.6〜????] CV家中宏
元・陸軍対降魔部隊の一員、元・陸軍少佐。
藤枝あやめの恋人。
後に葵叉丹を名乗る。
悪魔王サタンの転生、心に力への執着を秘めていた男。
天才技術者でもあり、人型蒸気「菖武」、霊子甲冑「桜武」、「光武」、「神武」、「光武・改」は彼自身の設計を元にして作られ、太正十六(1927)年帝国華撃団の最新型霊子甲冑「光武二式」にさえも山崎のコンセプトは生きている。
著書としては『二十世紀の技術論』がある。
二剣二刀の一振り、光刀無形を佩刀としていた。
1913(太正二)年、陸軍対降魔部隊に入隊。
人型蒸気「菖武」、霊子甲冑「桜武」、「光武」など蒸気機械と霊的都市防衛構想に画期的かつ歴史的な業績を残す。
1918(太正七)年の「降魔戦争」において巨大降魔と戦うが、その際、人間の非力さと魔の圧倒的な力に魅せられて、以後、行方不明となった。
その後、彼自身が発見・修得した「反魂の術」により天海を復活させ、逆にその天海から異教の魔神サタンを神降ろしを施され、「葵叉丹」を名乗り黒之巣会のブレーンとなり、帝都の平和を脅かす。
太正十三年からは降魔軍団と猪・鹿・蝶、そして降魔”殺女”を率いて聖魔城の復活、全世界の破壊をもくろんだが空中戦艦ミカサと帝国華撃団の前に敗れ去った。
山崎の設計によって生まれた光武ならびに光武・改(そして発展型の「光武二式」)は純粋に術者の霊力を反映・増幅し、動作するシンプルで強靭な山崎のコンセプトワークを実現・継承しており、これはすなわち山崎が(事の始まりから)蒸気霊子併用型霊子甲冑の一つの完成形をすでに提示していたともいえる。
1925(太正十四)年、黒鬼会の本格的な始動にあわせ、京極慶吾(と鬼王)の反魂の術によって復活させられ、帝撃を襲撃。
しかし、この時点で山崎には叉丹=サタンであったころの強大な神性の庇護はなく、結局は帝都花組に敗退。
死の直前になって自我を取り戻し、米田と花組に対して、帝撃の「正義」を否定し、帝都の怨念と新たなる敵の存在について示唆したものの、鬼王の背後からの一突きによって、黒鬼会(=京極慶吾)からの「血の挑戦状」として使い捨てられた。
なおこのとき遺した言葉から、山崎自身も八鬼門封魔陣による降魔の怨念を帝都繁栄に変換するシステムについては激しく嫌悪していたと思われる。



滑龍丸【かつりゅうまる】
2009年06月07日(日)

『サクラ大戦活動写真』に登場した輸送用蒸機船。
太正十六(1927)年から導入された帝国華撃団の新型輸送装備。
本体の曳船(えんせん)の後部には、光武・改など霊子甲冑の輸送も可能な浮きコンテナを多数連結することができ、帝都の地下水道を利用して迅速かつ秘密裏に目的地まで乗員と貨物を届けることを可能とする。
事実、初出勤となった「ヤフキエル事件」では最終決戦に向けて重要な輸送任務を果たした。
なお帝都東京の近代下水設備は太正十一(1922)年に三河島処理場の運転が開始されるなど発展の段階にあり、今後更なる滑龍丸の活躍が期待される。



藤堂
2009年06月08日(月)

裏御三家(隼人、藤堂、真宮寺)の一つ。
京都における退魔戦士の一族であり、戦国大名として知られるその氏名からも、素性を隠しつつとはいえ歴史的にもっとも表立って出世した裏御三家といえよう。
太正に入ってから一連の帝都における魔物騒動において分家である藤の一族「藤枝家」から藤枝あやめ、かえで姉妹を派遣したことから見ても、宗家に退魔戦士に充分な力を持つ後継者が不在であるかその力がすでに失われつつあるかのどちらかであろうと推測される。



シャトーブリアン家【Chateaubriand】
2009年06月09日(火)

アイリスの実家。
シャンパーニュ地方に領地をもつ、フランスの名門貴族家。
その血統は、十世紀にカペー朝のもとで勢力をほこったシャンパーニュ伯の傍流の家系にあたる。
十五世紀以来、イタリアの諸都市国家と手を結び、一大金融財閥としてのし上がったシャトーブリアン家はフランス革命、またはナポレオンの時代をも、その財力と代々の当主に伝わる不思議な「力」によってのりきった。



神崎重樹 ※誕生日再録
2009年06月10日(水)

[1872.6.10〜] B型 身長168cm 体重58kg CV江原正士
神奈川県出身。
神崎財閥の現代表。
すみれの父。
神崎重工の経営責任者。
日本に「人型蒸気」を輸入し重工業に偉大な足跡を残した先駆者である神崎忠義を父にもち、恵まれた環境で育つ。
ゲーム『サクラ大戦2』、OVA第二期『轟華絢爛』第三話、TV『サクラ大戦』に登場。
青年時代にはイギリス、フランスに留学し、産業革命以後の重工業経営についての知識を蓄え、帰国後、神崎重工の経営トップ、神崎活動写真の社長となった。
1906(明冶三九)年、女優の冴木ひな(神崎雛子)と結婚。
翌年、すみれが誕生した。
とかく偉大な父と比較され、凡庸と評されることの多かった彼だが帰国後は、英国流の洗練された礼式、鮮やかな弁舌で社交界の寵児となった。
だが、父親である神崎重樹には妻の雛子ともども頭が上がらない。
ゲーム『サクラ大戦2』第三話および第十話では、娘すみれに対する子煩悩で、(愛情があるばかりに)多少頼りなげな印象を受ける表情ばかりが目につくが、彼を知るほとんどの人間が見ているのは、それとはまったく逆のお洒落で不安など微塵にも感じさせない社交向けの顔である。
そんな重樹も1927(太正十六)年春、帝国華撃団/帝国歌劇団を引退した娘・すみれが実家へと戻り、事業を継ぐための修行に入る決心をしたことには一安心とともに(ビジネスという新たな戦場へ娘を送り出さざるを得ない)親としても事業主としても内心相当に複雑な思いであろう。



岩井権太郎<1>
2009年06月11日(木)

CV槐柳二
権爺あるいは権太郎とも呼ばれる真宮寺家につかえる人物。
小説『サクラ大戦前夜』第六話、OVA第一期『桜華絢爛』第一幕、第二幕に登場。
さくらの祖母・桂の言葉を聞き取れる数少ない一人。
ゲーム『サクラ大戦2』第十話のさくらの帰省の際には、さくらの祖母、桂の湯治の供で出かけていたために未登場。
権太郎にとってさくらは、幼い頃から見守り育ててきた次期当主、剣法の弟子、孫以上に愛情を注いだ本家の令嬢として常に心配の種、見守るべき存在であり、TV版でもその身を案じ、ずんだ餅を携え、仙台から一人で上京してきたりしている。



岩井権太郎<2>
2009年06月12日(金)

外見はよれよれのとぼけた爺さんだが、”北辰一刀流”の達人。
破邪の血統である真宮寺家の宿命を深く知る人物である。
さくらの剣の師匠でもあり、刀を持つと曲がった背中がシャキッとのびる。
小説『サクラ大戦前夜』第六話では一馬の墓の前で魔物におそわれたさくらを竹箒を使って救出している。
またOVA第二期『轟華絢爛』第六話では、泥酔した米田を軽々と背に担いで歩くという怪力も見せており、剣士としてもまだまだその腕が落ちていないことが容易に推測できる。



隼人
2009年06月13日(土)

裏御三家(隼人、藤堂、真宮寺)の一つ。
その名が示すとおり、九州における南国の血を継ぐ退魔剣士の血統。
だが、裏御三家中もっとも早く廃れた一族であり、太正に入ってから一連の帝都のおける魔物騒動において真宮寺家が宗家を、藤堂が分家である藤の一族「藤枝家」(藤枝あやめ、かえで姉妹)を派遣したのに対し、隼人一族は表立った戦力を派遣することができなかった。



凸凹印刷【でこぼこいんさつ】
2009年06月14日(日)

帝国歌劇団の台本印刷を一手に引き受ける印刷所。
小説『太正恋歌』第三章に登場。
しかしながら劇作家の常として、〆切が延びたり、仕上がり直前で大きな変更(改稿)があったりすることはよくある事であり、苦労が絶えない。



リシャール・ブルーメール【Richart de Bleumer】
2009年06月15日(月)

グリシーヌの叔父。
アルベールの弟。
大貴族の調子のふさわしく威風堂々たる人生を歩む兄アルベールに対し、温和で裏表のない性格。
花を愛し、自宅に見事な庭園を完成させていた。
特にグリシーヌに対しては一度も笑顔を絶やしたことのない人物である。



レオン
2009年06月16日(火)

身長196cm 体重95kg CV坂口芳貞
ライオン型の怪人。
自分こそ万物の王だと思っているため他の支配階級の(もしくはそう思っている)人間を敵視する。
「サクラ大戦3」第三話では巴里中の貴族をとらえバスチーユの地下に監禁する一方でリッシュ伯爵に化け、グリシーヌの花婿候補として接近した。
百獣の王ライオンの特性を持つ怪人だけに強大な力で相手を圧倒する戦い方を好み、一対一の決闘に応じる潔さを示すこともある反面、形勢不利となれば卑怯な手を使うことも厭わない。
戦闘では蒸気獣マルシュを操る。
必殺攻撃はロイヤル・ラージュ。



村越
2009年06月17日(水)

凸凹印刷の営業部長。
小説『太正恋歌』第三章に登場。
台本の受け渡しは大神一郎を通じて行われるため、顔見知りである。



マリア・タチバナ[太正十六年版]<1>
2009年06月18日(木)

[1903.6.19〜] O型 身長186cm 体重65kg BWH88/60/90 CV高乃麗
ロシア=ウクライナ、キエフ出身。
父はロシア外交官ブリューソフ=ワリー・ドミートリエビッチ、母は日本人、橘須磨。
エンフィールドNO.1MkIスター・改を愛用する銃の名手。
常に沈着冷静でリーダーとしての資質も高い。
1922年、結成された帝国華撃団・花組に初代隊長として参加。
大神たちが花組に参加した時点では隊長ユーリーを死なせた後悔を振り切れておらず、ゲーム『サクラ大戦』第三話、小説『サクラ大戦』巻の一のエピソードとなるが、花組と共に戦ううち、帝都の平和を守ることに生きがいと喜びを見出すようになる。



マリア・タチバナ[太正十六年版]<2>
2009年06月19日(金)

太正十二年以降、マリアの魅力を増した人柄と統率力は高く評価され、隊長への着任をのぞむ声があがったが、本人は固辞し、太正十三年から十四年の大神一郎不在の間も肩書きは「隊長代理」であった。
太正十五年『サクラ大戦3』ではカンナ、紅蘭と共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年ヤフキエル事件、では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。



マリア・タチバナ[太正十六年版]<3>
2009年06月20日(土)

『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
「スネグーラチカ(Снегурочка)」
「パルークヴィリオイ(Парк Вилиой)」
「ゾロティボロータ(Золотые Ворота)」
「ピーカヴァヤダーマ(Пиковая Дама)」
「トローイツァ(Троица)」
「シェルクーンチク(Щелкунчик)」
「スミィエールヌイ・ターニェツ(Смертный Танец)」
「スィリナーダ(Серенада)」
「リディニーク(Ледник)」
「ブードゥシシイ(Будущее)」
……である。



ジェミニ・サンライズ【Gemini Sunrise】
2009年06月21日(日)

[1912〜] CV小林沙苗
アメリカ・テキサス州出身。
日本刀レッド・サンを背に、愛馬ラリーと荒野を旅するカウガール剣士。
開放的な性格で楽天家。
極端な方向音痴で(蒸気)機械が苦手。
大平原の中で育ったジェミニは純真で物事を疑うことも知らず、少し間が抜けている所もあるが、開拓者精神にあふれ勇敢で友情にあつい。
拳銃を持ってはいるが、金槌がわりに使用する事がほとんどである。
カウボーイや騎兵隊の友人に囲まれテキサスの牧場で暮らしていたが、剣の師匠ミフネが正体不明の刺客に襲われてしまう。
その遺言を受け、紐育へと向かうジェミニだが、なぜか正反対の西海岸サンフランシスコについてしまった。



リシャール邸
2009年06月22日(月)

グリシーヌの叔父リシャール子爵の住む邸宅。
ブルーメール本家の近くにある(屋敷というにはあまりにも慎ましやかな)家であり、主人の手入れの行き届いた見事な庭を持っていた。
リシャールと幼き日にグリシーヌが初めて出会った場所も、薔薇が咲き誇るこの庭園である。



ラチェット・アルタイル【Ratchet Altair】 ※誕生日再録
2009年06月23日(火)

[1906.6.23〜] A型 身長168cm 体重49kg CV久野綾希子
ワシントンDC出身。
ブロードウェイのトップスター、元・欧州星組隊長。
紐育星組初代隊長。
知性・容姿・歌声・運動能力に優れ、学業でも飛び級を繰り返し現在に至っている。
『サクラ大戦活動写真』で描かれたヤフキエル事件はラチェットに大いなる教訓を与えており、以前ほど高すぎるプライド、個人主義や結果にこだわり過ぎるという(彼女にとってほとんど唯一の短所であった)点は克服しつつあり、新しい環境にとまどう新次郎を厳しくも温かく見守る余裕を得ている。
稀有な霊力の持ち主であったが、霊力の衰えを次第に自覚し、新次郎の初戦闘となるリバティ島での戦闘をきっかけに隊長の座を新次郎へと委譲する。



野々村春香
2009年06月24日(水)

乙女学園第一期卒業生。
サクラ大戦ミュージカル『花咲く乙女』の主人公。
野々村つぼみの姉。
現在は帝国歌劇団ならびに帝国華撃団の練習生として学び、時代のスターとして期待される一人である。
「太正浪漫街道・新章」にもさくらと同道している様子が描かれている。



大型キネマトロン
2009年06月25日(木)

『サクラ大戦4』に登場した大型キネマトロン。
大帝国劇場の地下指令室に設置され、帝都タワーで電波を中継・増幅することで巴里など海外と画像つき蒸気通信を行うことができる。



ジャン=バティスト・ジュルジュ【Jean-Baptiste Georges】
2009年06月26日(金)

ジュルジュ。
テアトル・シャノワール劇場内バーのバーテン。
『サクラ大戦3』以降に登場。
無口で落ち着いた人物。
酒の種類に詳しく、客の顔を見ただけで好みの酒を当てることのできるスペシャリストである。
ジュルジュはドミニク同様、シャノワール(劇場)と巴里華撃団(戦闘部隊)を兼ねるスタッフであり、トップダンサー(巴里花組)の正体やシャノワール地下工房についての知識も持っている。



乙女学園<1>
2009年06月27日(土)

ゲーム『サクラ大戦2』第六話、ミュージカル『花咲く乙女』に登場。
明日のスターを夢見る少女たちのために、太正十三年春、帝国歌劇団が、付属の女優養成所として開設した帝国歌劇団付属演劇養成所「乙女学園」のこと。
その発足時に生まれた最初の組の名前が「乙女組」である。
学園長には大帝国劇場支配人でもある米田一基が就任している。
「乙女学園」は全寮制での女学院であり、演技、歌唱、ダンスだけではなく礼儀作法、一般教養なども基礎から厳しく教え込まれる。



乙女学園<2>
2009年06月28日(日)

往年の映画スタア早乙女 彩(大帝国劇場の演出家としても知られる月形龍子の劇団「カジノ・デュ・マゴ」での同期)が教鞭を取るなど、その優秀な教師陣と非常に実践的なカリキュラムが注目を集め、開設時には全国から入学希望が殺到した。
無論、米田が創設した乙女学園、および乙女組には、もうひとつの目的がある。
すなわち、人々を脅かす「魔」から帝都を守る、戦闘部隊・帝国華撃団の養成所としての一面である。
第一期卒業生として野々村春香(つぼみの姉)がおり、野々村つぼみも太正十四〜十五年現在、この学園に籍をおきながら、特別研修生として、大帝国劇場の売店・食堂担当をつとめている。



深川廃屋
2009年06月29日(月)

深川にある旧華族の屋敷。
ゲーム『サクラ大戦』第五話では地脈ポイントとして、ミロクがここに「楔」を打ち込もうとしたが、館が発生する強い妖気=妖力(噴き上がる地脈の力と思われる)を抑えるため、作業が遅れた。
それが市民の通報のきっかけとなり、大神、すみれ、カンナの三人が偵察に出動することになった。



ドミニク・ピザン【Dominique Pisan】
2009年06月30日(火)

テアトル・シャノワールのボーイ。
『サクラ大戦3』以降に登場。
シャノワールのロビーで接客し、店内に案内するのを主な仕事とする。
職業柄、お客や店の情報には通じている。
一方で遅刻の常習犯であり、お調子者で口がうまい。
劇場と戦闘部隊(巴里華撃団)を兼ねるスタッフという点では、ジュルジュと同じ立場である。




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