乙女組<1>
2009年07月01日(水)

ゲーム『サクラ大戦2』第六話、ミュージカル『花咲く乙女』に登場。
乙女学園発足時に生まれた最初の組の名前。
団員はいずれも、一般公募された少女たちの中から、才能、容姿に秀で、そして何よりも高い霊力の素養を持つことを条件に厳選された。
オーディションには学園長、米田一基が立ち会った事実を見ても、彼女たちに対する期待がいかに大きいものだったかを想像できる。



乙女組<2>
2009年07月02日(木)

しかし、「乙女組」はまだ素質を買われたというだけのいわば女優のタマゴたちであり、すぐれた俳優/戦士の顔をもつ次代の帝劇/帝撃スターとなるには、まだまだ厳しい訓練を積んでゆかねばならない。
なお、余談ではあるが、彼女たちを未来のスター「花組ジュニア」と呼び、今から後援会を組織するという、気の早い帝劇ファンもいるとのことである、
なお野々村春香(第一期卒業生)、つぼみ姉妹がいたのも、この乙女組である。



岡村
2009年07月03日(金)

CV小島敏彦
小説『サクラ大戦前夜』第一話、OVA『桜華絢爛』第一幕に登場する神崎家のお抱え運転手。
無口な男である。



自由の女神像ライター
2009年07月04日(土)

OVA第二期『轟華絢爛』第一話において、ダンディ団の武田がもっていた自由の女神像型ライター。
像の右腕を上げると松明の先に炎がともる。



アイリス [太正十六年版]<1>
2009年07月05日(日)

[1913.7.5〜] AB型 身長121cm 体重26kg CV西原久美子
本名、イリス・シャトーブリアン。
フランス、シャンパーニュ出身。
シャトーブリアン伯爵家の一人娘。
父ロベール、母マルグリット。
日本では本名のイリス・シャトーブリアンよりも、愛称であるアイリスと呼ばれている。
クマのぬいぐるみ”ジャンポール”が親友であり、彼を常に離さない。
高度な能力である”瞬間移動”を軽々と使いこなすなど、霊力の素養は帝都花組でも一番である。
太正十五年『サクラ大戦3』ではさくら、すみれと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。



アイリス [太正十六年版]<2>
2009年07月06日(月)

『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
イリス・ジャルダン(Iris jardin)、
イリス・マリオネット(Iris marionnette)、
イリス・エクスプローゼ(Iris Exploser)、
イリス・プテ・ジャンポール(Iris petit Jeanpaul)、
イリス・ポワット・ド・スクール(iris boite de secours)、
イリス・グラン・ジャンポール(Iris grand Jeanpaul)、
イリス・アデュルト(Iris adulte)、
ジュテーム・モナムール(je t'aime, mon amour)、
イリス・プロディジュー・ジャンポール(Iris prodigieux "Jeanpaul")、
ファンタスティーク・べゼ(fantastique baiser)
…である。



ソレッタ・織姫 [太正十六年版]<1>
2009年07月07日(火)

[1907.7.7〜] B型 身長158cm 体重47kg CV岡本麻弥
”赤い貴族”と呼ばれるイタリア名門「ソレッタ」家の出身であるイタリア人カリーノ・ソレッタを母親、日本人緒方星也を父親に持つイタリア=日本人のハーフである。
幼少からピアノ、ダンス、歌唱とも天才と呼ばれ、その才能はレニ・ミルヒシュトラーセらと並んでヨーロッパ演劇界の至宝ともいわれ、来日当初は若干17才という年齢ではあったが、すでに舞台俳優として世界的に脚光を浴びていた。
一方で、彼女はかつて賢人機関の計画のもと、ヨーロッパの優秀な霊能力者たちを集めて結成された「星組」計画に当時十歳であった織姫は、レニ・ミルヒシュトラーセ(当時八歳)らと共に参加し、後の帝国華撃団結成、および霊子甲冑「光武」完成のための重要な(極めて優秀な)データを残している。



ソレッタ・織姫 [太正十六年版]<2>
2009年07月08日(水)

織姫は生まれついての貴族であり、気負うことなく気品があり、日常そのものが常に高級感にあふれている。
よって彼女にとって贅沢な生活とは日常であり、なんら特別ではない為、それをひけらかすようなことはしない。
それが日本の成り上がり華族の孫娘であるすみれとの最大の違いである。
豪華客船で優雅に来日した後、(結果的に何とか)帝撃の一員として部隊に舞台に活躍した彼女だが、ゲーム『サクラ大戦2』第七話のエピソードで父親緒方と再会、そして和解を果たす。
そして、同じく第十話のカリーノ、緒方の再会に立会い、ようやく親子の絆を取り戻すことに成功する。



ソレッタ・織姫 [太正十六年版]<3>
2009年07月09日(木)

太正十五年にはレニと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。
『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、及び合体攻撃は
クアットロ・スタジオーニ(Quattro Stagioni)、
イル・フラウト・マジコ(Il flauto magico)、
ヴィアッジョ・ローズ(Viaggio rose)、
カンツォーネ(Canzone)、
シンフォニーア(Sinfonia)、
オーソレミオ('o sole mio)、
ドゥエット(duetto)
…である。



海軍士官学校
2009年07月10日(金)

広島県江田島にある海軍の士官学校。
大神一郎、加山雄一、そして山口和豊らが士官教育課程を学んだ所である。
なお、陸軍兵学校は帝都市ヶ谷にある。
志願者者は最低年齢十六歳から一九歳までの男子を対象に学科試験、身体検査を行われて選抜。
試験に合格すると非常に厳しいことで知られる四年間の訓練を行い、卒業後は海軍少尉候補生となり、演習航海後に正式の海軍少尉として任命された。
なお余談だが大神は士官学校の卒業生首席であるため、卒業式では皇族から”恩賜の短剣”を貰い受けている。



陸軍兵学校
2009年07月11日(土)

帝都市ヶ谷にある陸軍の兵学校。
米田一基、真宮寺一馬、藤枝あやめ、藤枝かえで、山崎真之介、そして京極慶吾や天笠士郎らが士官教育課程を学んだ所である。
海軍と違い、女性志願者/女性教官を早くから受け入れた所が軍学校としては世界的にも画期的なこととされ、実際に多くの優秀な女性士官を輩出した。
なお、海軍士官学校は広島県江田島にある。
志願者は最低年齢十六歳から一九歳までの少年少女を対象に学科試験、身体検査を行われて選抜。
試験に合格すると二〜四年間の訓練を行い、卒業後は陸軍少尉候補生となり、任地での試用期間を経て正式の陸軍少尉として任官された。



ジャック・ドレ
2009年07月12日(日)

ドレ三兄弟の長男。
小説『サクラ大戦前夜』第三話に登場。
戦災孤児。
欧州大戦が始まる直前、フランドル地方で両親を殺されたという戦争体験をもっている。



ジャック・ドニクール
2009年07月13日(月)

[1884.7.13〜????] B型 身長175cm 体重75kg CV滝口順平
サーカス「シルク・ド・ユーロ」の団長。
フランス人。
無類の宝石好きで強欲。
権力者や金持ちにへつらう一方、目下に対しては傲慢な態度で接し、都合の良いように利用することしか考えていない。
特にサーカスでも最年少であり(ベトナム人とのハーフである)異国人コクリコには異様に辛くあたり、過酷な労働、待遇を強いた。
もともとは旅芸人一座の団員でしかなかったドニクールだが、持ち前の悪運とあらゆる事柄を商売に結びつける営業手腕によって弟ベルナールの始めた「シルク・ド・ユーロ」を欧州有数のサーカス団に育て上げた。
1926(太正十五)年、サーカスが巴里に滞在中、動物使いカルチェラ(に化けた怪人ピトン)に襲われ、自身がためた宝石とともに消息不明となる。



ブレッド・バシレウス【Bread Basileus】
2009年07月14日(火)

[1907〜] CV岸 祐二
アメリカ・カンザス州出身。
第七騎兵隊最後の生き残り。
紐育で用心棒まがいの仕事をしていた際、ロシア生まれの女性に銃の扱いを学んだ。
かつて所属していた第七騎兵隊が全滅させられた時、仲間や隊長アーウィンを救うことができず、仇である赤衣の女騎士を追って蒸気バイク「トライサイクル」に乗り、旅を続けている。
熱血漢だが向こう見ずで無鉄砲。
若さ故かけっこう詰めが甘い。
また生真面目がすぎて”間が悪い”ことの多い男である。



鬼王<1>
2009年07月15日(水)

CV野沢那智
ゲーム『サクラ大戦2』に登場する黒鬼会の実質的な頭目にして、異様な妖気を発する鬼面の男。
元陸軍大佐であり、米田一基とともに対降魔部隊を創設したさくらの父、真宮寺一馬が彼の正体である。
破邪の血統・真宮寺家の末裔であり、北辰一刀流の使い手でもある。
1918年の降魔戦争終結の折、自らの「破邪の血」をもって魔神器を発動させ、太古の呪法により降魔を封印するが、その際、彼自身は心身ともに大きな痛手を受け、三ヵ月後に死去した。
そして太正十四年、(一馬のたぐいまれな霊力や高潔な人格を高く評価していた)京極慶吾の反魂の術によって、京極の右腕、帝国華撃団の敵、黒鬼会の幹部「鬼王」として復活した。



鬼王<2>
2009年07月16日(木)

「反魂の術」の影響で、京極への絶対の服従を誓い、人としての心を失ってしまっている鬼王は、さくらの父親の肉体と能力を持ってはいるが、人を殺めることさえ何とも思わない”鬼”である。
「鬼王」はその名の通り鬼の面を付けているため、本編では終盤まで米田にさえその正体を悟られることはなかったが、独特の構えから、さくらに父であることを見破られてしまう。
戦いの果て、さくらと花組の力によってうち負かされ、人の心を取り戻した一馬は、人として、父として、安らかに死んでいく。
一馬の年齢は本来なら四十代前半であるが、その姿は彼が命を落とした降魔戦争終結時(三十代前半)とほとんど変わっていない。
戦いにおける必殺攻撃は「諸力諸来・放魔星辰」であるが、武蔵浮上後は「破邪剣征・桜花放神」を使う。



黄金蒸気事件
2009年07月17日(金)

1927(太正十六)年春に帝都東京で起こった金色に光る謎の蒸気、黄金蒸気を原因とする一連の事件および災害。
『サクラ大戦4』で登場。
原因は諸説あるものの、空中戦艦・新ミカサを帝都で使用される蒸気力の供給源=霊子核機関ボイラーとして帝都地下で駆動したことにより、古き怨念が目覚めたためとの見方が有力である。
事件は同年初頭から帝都各地で起こり始めた蒸気機械の暴走を前兆として、大久保長安配下・魔操機兵と帝都/巴里花組の戦闘、新ミカサの強制発進と東京沖への墜落といった経緯をたどった。



騎兵隊【cavalry】
2009年07月18日(土)

各街ごとに組織された防衛隊。
もともとはアメリカ全土に存在した自衛団であったが、人型蒸気の暴走(=野良蒸気の出現)によって、これに対抗する武装や装備をもつこととなった。
隊員が蒸気バイクを使うことから「騎兵隊」と呼ばれるようになった。



黒鬼会
2009年07月19日(日)

太正十四年、本格的な活動を開始した秘密組織。
黒鬼会の構成員は、鬼王、五行衆ともに京極によって偽りの命や神性を付与された者たちであり、京極慶吾の理想の実現のみを目的として活動する集団である。
黒鬼会が結成された時期は不明であるが、それは意外に古かったようで、京極慶吾が前線を退き、軍官僚への道を歩み始めたころから、彼を影のようにとりまく一団の存在は、常に京極の周囲に黒い噂をふりまいていた。
黒鬼会と黒之巣会との最大の違いは、組織の背後にある陸軍という巨大な組織の情報網・技術力を得ていたこと、そして稀代の戦略家であり、史上まれにみる偉大な陰陽師でもある京極慶吾という首領をもったことであり、これらの点に関してのみをいえば、太正十四〜十五年の戦いはその結末以外、終始京極の手の中にあったわけである。



アカネ
2009年07月20日(月)

OVA第二期『轟華絢爛』第四話登場。
ちりっぱ長屋に住む女の子。



笵文仁【ファン・ヴァン・ニャン】
2009年07月21日(火)

コクリコの父。
ベトナム北部の農村生まれ。
故郷を離れ、南部サイゴン近郊のゴム農園で職を得て働いていたが、農園主ベール家の令嬢スザンヌと恋に落ち、駆け落ちする。
しかし、農村の暮らしになじめないスザンヌはコクリコを産んだあと、失踪。
ニャンはコクリコを教会にあずけ、自身は欧州大戦の兵士として志願し、渡欧した。
その後の消息は不明。
おそらく戦いの中、亡くなったものと思われ、後にコクリコは巴里郊外の無名戦士の墓地に詣でている。
ニャンは周囲から臆病者とそしられるほど争いを好まない人物だったが、その本質はスザンヌの心を開かせた天性の優しさ、人なつっこさや、妻の後を追うため戦場へと身を投じた勇気と愛情の深さにあったようである。



シンデレラ
2009年07月22日(水)

帝劇花組の太正十二年六月公演の演目。
主演:マリア・タチバナ、真宮寺さくら。
ストーリーはいわずとしれたシンデレラ。
この回で特筆すべきはキャストであろう。
シンデレラ役に入団間もない新人スター・真宮寺さくら、王子役にマリア・タチバナ、継母(ままはは)に神崎すみれ、イジワル姉さんに李紅蘭、そして魔法使いのおばあさんにアイリス。
また臨時キャストとして、公演期間終盤”木”役で桐島カンナが参加している。
また、この舞台中に主役のさくらがセットの階段から転げ落ちるハプニングがあったが幸いにもかすり傷程度で済んだ。



泉鏡花【いずみきょうか】
2009年07月23日(木)

小説家。
帝国歌劇団では『海神別荘』が舞台化されている。
小説『太正恋歌』では鏡花本人が直接、大神、米田らの帝国歌劇団と出会い、彼らの(魔物との)戦いの性質を察するに至る。
なお鏡花は『金色夜叉』の尾崎紅葉の門下生でもある。
小説『太正恋歌』の中では、『婦系図(おんなけいず)』、『夜叉ヶ池(やしゃがいけ)』、『天守物語』が紹介されている。



スザンヌ・ベール【Suzanne Bert】
2009年07月24日(金)

コクリコの母。
フランスの富豪ベール家の一人娘。
当初、農園を営む両親が住む異国暮らしを嫌い、一時親類の家に身を寄せていたが、後を追ってベトナムに移り住む。
農園の使用人ニャン、子猫のニャンニャンと会った後、駆け落ちして(ニャンの故郷)ベトナム北部の農村に身を寄せる。
しかしお嬢様育ちのスザンヌは田舎暮らしに耐えられず、娘コクリコを産んだ後、フランス行きの船に乗り両親の元へ帰ってしまった。
その後スザンヌは、ベトナムに残してきた夫ニャンと娘コクリコのことで自らを責め続けるが、欧州大戦によってベール家が傾き、やがて破産した頃、巴里郊外の(元ベール家が所有していた別荘に食料を運んでいた)農家の青年と結婚。
現在は夫と二人の子供と共に幸せに暮らしている。



霊力<1>
2009年07月25日(土)

霊能者が発揮する精神エネルギー。
人の内に宿る精神的な力のことを指し、一般の人間もわずかながら誰でも持っている。
『サクラ大戦』では善の側が使う精神の力をこう呼ぶ。
「妖力」と同意。
また霊子力としばしば同じ意味で使われる。
正確には、精神エネルギー霊力が物理エネルギーに変換された力が霊子力である。



霊力<2>
2009年07月26日(日)

ただし、霊という字はついても幽的な力と直結しているわけではなく、故にOVA第二期『轟華絢爛』第三話に見られるように男性としては異例の霊力をもつ大神一郎が、玉梓つわ子の怨霊にあっさりと身体をのっとられるという事件も起こる。
花組、夢組などの非常に強力な霊力者と認められる人材の中でも霊力の現れは様々に具象化するが、アイリスが使う一般の「念力」や「読心(テレパシー)」、「共感(エムパシー)」のように顕在化する形は非常にわかりやすい例といえよう。
なお花組の場合は霊子甲冑の霊子反応基盤を起動させられる潜在的な「力」をもつのに対し、一般人ではそれが不可能ということである。



霊子力
2009年07月27日(月)

または霊子力エネルギー。
通常は霊子水晶などの媒介を経て、人の精神の力(霊力)を変換した物理エネルギーを指す言葉。
しばしば霊力と同義に使われる。



真宮寺さくら [太正十六年版]<1>
2009年07月28日(火)

[1905.7.28〜] A型 身長155cm 体重44kg BWH82/56/81 CV横山智佐
宮城県仙台市出身。
破邪の血統。
裏御三家「真宮寺家」の末裔。
北辰一刀流の使い手。
二剣二刀の一振り、霊剣荒鷹を佩刀とする。
真宮寺一馬、若菜の娘。
龍馬、桂の孫。
花組隊員としては一番の新米であったが、大帝国劇場で過ごした歳月が、彼女に花組スターの風格と自信をそなえさせた。
今では帝国歌劇団の花形スターとして、舞台で大活躍しているが、今だに失われることのない初々しさと、時折見せるおっちょこちょいな一面が、相変わらずの人気の秘密のようである。



真宮寺さくら [太正十六年版]<2>
2009年07月29日(水)

だが、そうした一見華やかな日常とは裏腹に彼女の「破邪の血」は魔を追い、それと戦い続けることを宿命とする。
現世に生きる裏御三家の(直系として)唯一の末裔であり、よって彼女が父と同く魔神器を用い、太古の呪法を使えば、帝都(武蔵/大和)の降魔を一瞬で封印することもできる。
ただし、これは「命」が代償ではあるが。
ゲーム『サクラ大戦』第九話での藤枝あやめの説明にもあるとおり、魔神器使用の秘法「太古の呪法」は父・一馬からさくらには伝えられておらず、具体的な使用法はOVA第二期『轟華絢爛』第五話でしか見ることができないが、ゲーム『サクラ大戦2』でも明らかにさくらの存在が魔神器を反応させており、京極慶吾が彼の遠大な計画において、唯一の不安要素であったのがさくらの存在であったこともうなずける。



真宮寺さくら [太正十六年版]<3>
2009年07月30日(木)

太正十五年『サクラ大戦3』ではすみれ、アイリスと共に渡欧、大神一郎と巴里花組を助けた。
同年「ヤフキエル事件」では無人人型蒸気ヤフキエル、巨大ヤフキエルと戦い、これを撃破。
翌太正十六年『サクラ大戦4』では黄金蒸気を操る大久保長安と戦い、帝都を破滅から救った。
花はバラが好き。
いまだに雷がちょっと苦手。
『サクラ大戦4』までに登場した彼女の必殺攻撃、合体攻撃は
「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」
「桜花放神(おうかほうしん)」
「桜花乱舞(おうからんぶ)」
「桜花霧翔(おうかむしょう)」
「百花斉放(ひゃっかせいほう)」
「桜花爛漫(おうからんまん)」
「桜花天舞(おうかてんぶ)」
「二人は…さくら色(ふたりは…さくらいろ)」
「桜花天昇(おうかてんしょう)」
「桜華絢爛(おうかけんらん)」
…である。



藤枝あやめ ※誕生日再録
2009年07月31日(金)

[1899.7.31〜1924] AB型 身長163cm 体重46kg CV折笠愛
東京出身。
かえでの姉。
第一天使長ミカエルの転生、最強の降魔殺女の種をその身に宿す。
元陸軍対降魔部隊隊員、陸軍中尉。
帝国華撃団初代副司令/初代花やしき支部長。
二剣二刀・神剣白羽鳥を佩刀(はいとう)とする。
総司令長官米田一基の補佐と帝国華撃団各組の現場指揮、バックアップが仕事であり、劇場では劇団顧問の役職についていた。
また、帝都花組メンバーのスカウトも彼女の功績であり、真宮寺さくらを除く全隊員の入隊経緯に直接関わっている。
あやめと妹かえでは裏御三家の「藤堂」につらなる「藤」の家系藤枝家の人間であり、姉妹はいざとなれば強大な魔的な存在や怨霊に対して、身を挺して「神降ろし」や「霊鎮め(たましずめ)」を行う運命にある。
太正十二(1923)年末には神剣白羽鳥を妹かえでに譲り、翌年初頭には大神にも愛用の銃を譲るなど、あやめは自分の未来について予感していたようである。
1914年、陸軍対降魔部隊に入隊。
以後、米田一基、真宮寺一馬そして山崎真之介(葵叉丹)とともに降魔との戦いに身を投じる。
その間に山崎(葵叉丹)とは恋仲になるが、1915年の「降魔戦争」の際に山崎は行方不明となり、彼女自身も気づかぬうちに最強の降魔となる「種」を植えられてしまう。
その後、米田の有能な片腕として「工房」である花やしき支部を任され、(後に副司令を努める)「帝国華撃団」の基盤を作るべく活躍した。
1924年、葵叉丹・降魔との戦いで降魔・殺女へと変身し、後に大天使ミカエルとして文字通り昇天する。
その遺志と生前の言動は、妹かえでに受け継がれ、帝国華撃団の精神的な支柱となって生き続けている。




前へ  戻る  次へ